incense sticks / maehwa

関東地方の北部に位置する、自然豊かな内陸の地、栃木県。
清らかな空気と豊かな緑に恵まれたこの地は、古くから人々の心を癒し、文化を育んできました。

世界遺産・日光東照宮をはじめ、歴史ある文化財も数多く残るこの土地には、自然と歴史が静かに寄り添う空気感が、今もなお息づいています。

そんな栃木の静謐な空気のなかで、ひとりの薫香師が、静かに、しかし揺るぎない想いで香りを生み出しています。

JIGYEOのお香は、この土地に根ざした薫香師の手によって、自然への敬意と伝統の技を込めながら、丁寧に作られています。



長年にわたり、香りと向き合い続けてきた栃木の薫香師。
自然の恵みと人の技を融合させ、ただ香るだけではない、素材を活かした香りを追求してきました。それは、単なる技術ではなく、素材への敬意と、時間をかけて積み上げた経験からしか生まれないものです。

JIGYEOのお香は、選び抜かれた複数種類の高品質な香木（白檀や沈香など）を、職人の手で緻密にブレンドして仕立てられています。香料に頼りすぎることなく、天然素材が持つ本来の香りを引き出すことを大切にしています。

ただ、天然素材は常に同じではありません。
樹齢や産地、その年ごとの気候によって、香りの質感や油分の含み方は微妙に変わります。

だからこそ、気温や湿度、素材の状態を見極めながら、職人の感覚で細やかな調整を重ねています。その積み重ねが、どこか懐かしく、深みがあり、人工的に作られた甘さや強さではなく生きた香りを生み出しています。



薫香師の確かな技術と、天然の恵みが織りなすJIGYEOのお香が、みなさまの日々に、深く息を吸い込みたくなるような時間と余白をお届けします。